発達障害は仕事ができない、仕事が続かないと嘆く前に活用したい就労支援サービスフローチャート

発達障害者向けに無料で体験利用できる就労支援サービスを利用し

「転職過多」や「働きづらさ」を改善していこう！

発達障害をお持ちの方が社会や仕事（職場）に適応していくためには

「自身の障害特性の把握」
「その障害特性にあった適職」に就くこと

が何よりも重要であると下記記事で詳しく説明してきたわけだが

【労働者側】当事者が教える「発達障害の人（又は疑われる人）は仕事が続かない、仕事がうまくいかない」と嘆く前に、適職に就く為の最も大切な3つのステップ

さらに発達障害をお持ちの方が就労頭を悩ますのが「職場の無理解」である。

発達障害を持つ方（または疑われる方）が上記２点に合わせ大切な事は、雇用側の発達障害への理解や配慮＝「周りの理解や配慮」である。

現在、日本でも発達障害がだいぶ認知されてきており、当事者たちに向けた官民両方の就労支援メニューの充実化が図られている。それぞれの就労支援では自身の障害特性を活かした就労に力を入れたり、企業側へは少しづつではあるが、発達障害者への理解浸透が図られるようになってきた。

そして世界的なダイバーシティの運気の高まりもあり、日本企業においても障害者雇用の法定雇用率が年々引き上げられ、発達障害者を含めた障害者への支援と受け入れの体制が官民含めようやく動き出してきたのである。
発達障害を持つ大人の人が仕事につなげていく為に、このような無料で利用可能 (※前年度の収入状況により有料となる可能性もあり) な制度やサービスを利用し、障害を持っていても働き易い職場へ就職をつなげられるように有効活用してほしいと思う。

下記のフローチャートでは、発達障害を持つ方や又は疑われる方をサポートしている民間の就労支援サービス（就労移行支援事業所、就労継続支援事業所、転職エージェント）が選べるようになっている。
過去、就労がうまくいかず「発達障害は仕事ができない」「発達障害は仕事が続かない」と嘆いている方向けに、自分の希望にあった就労支援事業所を探せるようになっているので是非、利用してみて頂きたいと思う。

下記フローチャートでは簡単な質問に答えていただくだけで、その人に合った就労支援事業所が表示されるようになっており、さらに事業所のおすすめポイントやどんな方におすすめなのかもわかるようになっております。

現在、就労において問題を抱えていたり就労できていない発達障害を持つ方たちは、興味のある事業所があれば是非、会員登録やいくつか無料体験利用を受けて頂き、少しでも自身にとって働き易い職場選びに向け活用して頂きたいと思う。

【重要】
・就労移行支援事業所などを実際利用する際の費用発生については、基本的に前年度の世帯年収によりますが、実際、利用頂いている多くの方は無料でご利用頂けております。利用する前に無料体験できるので活用しましょう。
・就労移行支援事業所の利用には「障害福祉サービス受給者証」が必須となります。
実際の利用にあたり医師の診断（意見書でもOK）を元に、役所の福祉課にて障害福祉サービス受給者証を申請しましょう。
・また転職エージェントサービスは「障害者手帳（精神障害者保健福祉手帳）」必須のサービスとなります。
同様に実際の利用にあたり医師の診断書を受け取ったうえで、役所の福祉課にて精神障害者保健福祉手帳（障害者手帳）を申請しましょう。